米情報機関 「プーチン氏が核兵器使用を正当化する可能性」 米大統領 「ウクライナで戦術核兵器を使えば、世界は終末最終戦争に直面」

バイデン大統領はプーチン氏がウクライナで戦術核兵器を使用して勝とうとする場合、世界は終末最終戦争に直面する可能性があると警告。
大統領はニューヨークで行われた民主党のパーティで、今世界は過去60年間で最も核の破滅に近付いていると率直に述べた。

もしロシアが核兵器を使用した場合、アメリカとその同盟国はどのように対応するのかというジレンマがある。
ほとんどの専門家や元政府高官は、もしワシントンが軍事的に反撃するのであれば、全面核戦争への急速なエスカレーションを回避するために
通常兵器で反撃を行う可能性が高いと予測していた。しかし、バイデン大統領は木曜日の夜、「戦術核兵器を安易に（使用して）
最終戦争に至らないなどということはないと思う」と述べた。

米国の情報機関は、プーチン大統領がウクライナでの敗北は自分の政権が存亡の危機と考えるようになり、それをロシア存亡の危機と結びつけ、
彼の世界観によって核兵器の使用を正当化する可能性があると見ている。

英ガーディアン紙 2022/10/7 ソース英語 『Biden warns world would face ‘Armageddon’ if Putin uses a tactical nuclear weapon in Ukraine』
https://www.theguardian.com/us-news/2022/oct/07/biden-warns-world-would-face-armageddon-if-putin-uses-a-tactical-nuclear-weapon-in-ukraine