【総裁選】中国メディア「高市早苗氏は侵略の歴史を反省せず、靖国神社に参拝し、慰安婦の強制連行も認めない」

菅氏の自民党総裁選不出馬表明を受けて、すでに出馬を表明している高市早苗元総務相が各方面から注目され始めている。
日本初の女性総理大臣が誕生するかもしれないという予測もある。

　60歳の高市氏は、国会議員を8期務め、内閣にも何度か入っているので、政治家としての経験は豊富だ。
大学時代は軽音楽部に所属し、ヘビーメタル系のロックバンドでドラマーを務めていたほか、スキューバダイビングやバイクなどの趣味を持っていました。
このクールな初期の時代は、現在の女性政治家のイメージとはややかけ離れているようだ。

　1984年に大学を卒業した後、松下政経塾に入学。
松下幸之助が創設した同校は、日本の政治家の発祥の地でもあり、日本政府の閣僚や国会議員を多数輩出している。

　1993年、高市氏は衆議院議員に当選し、日本の政治の世界に入りました。
高市は、政策的な考え方が似ているという点でも、党の重鎮である森喜朗元首相と親交があったという点でも、安倍晋三元首相に近いとされている。
安倍首相の支援を受けて、高市氏の政治活動は順調に進み、女性として数々の記録を打ち立ててきました。

　安倍総理が初めて総理大臣に就任した2006年、高市氏は内閣府特命担当大臣として初めて入閣することができました。
安倍首相が2期目に就任した後、高市氏は、いわゆる「トロイカ」の一人である自民党政務調査会長のポストに女性として初めて就き、
2014年からは女性初の総務大臣となっただけでなく、これまでで最も長く総務大臣を務めています。

　高市氏の政策は保守的で、自衛隊に権限を与える自衛隊法改正を主張し、侵略の歴史を反省せず、慰安婦の強制連行の問題も認めない。
高市氏は「全員靖国神社参拝議員連盟」のメンバーとして、8月15日に何度も靖国神社に参拝しているほか、
日本最大の保守右派団体である「日本会議」の国会議員懇談会の副会長も務めている。

　多くの日本のネットユーザーが、高市氏が日本初の女性首相になると期待しているのは、安倍首相のサポートがあるからだ。
例えば、ヤフーのサイトのコメント欄には、高い評価のコメントが書かれている。

　”自民党の目標が大逆転勝利なら、高市さんを女性初の総理大臣にして総裁選をやろう”

　”外交などの問題で安倍氏と麻生氏が大きく一致していることから、総裁選で安倍氏の支持を得ることは十分に可能である。”

　”急上昇という印象はあるものの、このポジティブなエネルギーだけでも、自分の利益を守ることしか考えていない自民党の老害どもよりはマシだ。
　 もちろん、そのためにはまず、彼女があの老人たちに選ばれなければならない。”

　”日本国家初の女性首相になれば、自民党に全国的な注目が集まるが、彼女は安倍首相に非常に忠実な人物なので、まだ可能性はあると思う。
　　特に自民党は、このままでは選挙での議席数が減ることは必至で、女性の影響力を利用しなければ、国民の注目を集めることができないのではないかと思っています。”

　　”高市はいいと思うよ、特に今回の衆議院選挙は状況が厳しいし、世の中が変わったことを明確に知っている社長を選ぶことが一番の政策だと思う”

https://news.sina.com.cn/w/2021-09-04/doc-iktzscyx2158746.shtml