【東京五輪】日本選手団が結団式 「日本中に勇気と感動をお届けしたい」

　体操男子で4大会連続出場の内村航平（ジョイカル）は「取材もオンラインが多いので慣れてきたが、
式典をオンラインでやるのはちょっと物足りない気はしますね」と、コロナ下での式典の感想を述べた。
「選手は自分自身のために五輪を戦い抜いて、一人一人ができることをやっていいプレーをしていけば、日本中に明るいニュースが届けられるんじゃないかと思う」と語った。

　重量挙げ女子49キロ級の三宅宏実（いちご）は、5大会連続の五輪に向けて「しっかり調整して準備するのがやるべきこと。
勇気や元気を伝えていけるような試技をしたい」と話した。柔道男子73キロ級で五輪2連覇を狙う大野将平（旭化成）は
「アスリートは全身全霊をかけて、最高の結果を出せるようパフォーマンスすることに尽きる。最高のパフォーマンスで恩返しをして、何か提供できたらうれしい」と力を込めた。
レスリング女子57キロ級の川井梨紗子（ジャパンビバレッジ）は「こういった形の壮行会も、五輪本番に向けていろいろなことが初めて。
日本代表としての役割を果たすためにベストパフォーマンスを出したい」、バドミントン男子シングルスで五輪初出場の桃田賢斗（NTT東日本）は
応援は力になる。あと数日練習して、皆さんに感動を届けられるように頑張りたい」と意気込んだ。

　選手団副主将を務める卓球女子の石川佳純（全農）は「特別な舞台で素晴らしい選手がいるので、
山県（亮太）主将とともにチームジャパンとして私自身も最高のプレーを目指す」。旗手を務めるレスリング女子50キロ級の須崎優衣（早大）は
「初の五輪だが、（大会開催決定から）8年間の思いをすべてぶつけて戦う姿、金メダルを獲得する姿で勇気や感動を届けられたら」と話した。【円谷美晶】
https://news.yahoo.co.jp/articles/6960b0d1fccde74dd7912729af837ff1c177ba62