４３歳の息子を包丁で殺害か　７０歳の母親を逮捕　栃木 佐野

栃木県佐野市の住宅で、４３歳の息子を包丁で刺して殺害しようとしたとして、７０歳の母親が逮捕されました。
息子は、搬送先の病院で死亡が確認され、警察は容疑を殺人に切り替えて詳しいいきさつを調べています。

１８日午後５時２０分ごろ、栃木県佐野市赤見町の住宅で「母親が息子を刺した」と消防に通報がありました。
消防から連絡を受けた警察官が駆けつけたところ、この家に住む職業不詳の田中正人さん（４３）が胸から血を流して倒れていました。
その場にいた母親で、群馬県館林市に住む介護ヘルパー職員の関口房子容疑者（７０）が、田中さんを包丁で刺したことを認めたことなどから、警察は殺人未遂の疑いで母親を逮捕しました。

田中さんは病院に搬送されましたが、およそ２時間半後に死亡が確認され、警察は容疑を殺人に切り替えて詳しいいきさつを調べています。
現場は、ＪＲ佐野駅から北西に５キロメートルほど離れた住宅や田畑が広がる地域です。