【きたー！】外務省 武漢の邦人退避へ中国政府と協議 チャーター機運航も　NHK

外務省 武漢の邦人退避へ中国政府と協議 チャーター機運航も
2020年1月26日 17時03分新型肺炎

中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、外務省が、現地に滞在する日本人の退避に向けて中国政府と協議を始めていることがわかりました。民間のチャーター機を飛ばすことも含めて調整しています。

外務省は24日、湖北省全体の感染症危険情報レベルを「３」に引き上げ、渡航の中止を勧告しました。

武漢には24日現在で700人程度の日本人がいるとみられていますが、公共交通機関の運行が停止し、武漢からの移動が制限された状態となっています。

このため外務省は武漢に滞在する日本人を保護するため、退避に向けて中国政府と協議を始めています。

外務省は近く、現地で退避を希望する人を募ったうえで、中国側の了承が得られれば、民間航空会社のチャーター機を飛ばして武漢から日本国内に移動してもらうことも含めて調整しています。

また、日本に退避できた場合の空港での受け入れ態勢などについても関係省庁と調整を進めています。

●日本国内に入国済の中国人は即時退去させる。そのために中国が民間旅客機を派遣する場合は、関西空港と成田空港のみに着陸を許可する。

●期日を超えて日本国内に不法在留する者は難民収容所に隔離する。施設が不足する場合は公務員研修所やKKRホテルを使用する。治療は銀聯以外のクレジットカードを呈示した者に限度額の範囲内で実施する。